雪の絶景と十割そば！道の駅「雪のふるさとやすづか」
道の駅 概要
新潟県上越市安塚区にある「道の駅 雪のふるさとやすづか」は、豪雪地帯ならではの体験と、地元産の新鮮な食材を味わえる魅力的な道の駅です。 長野県との県境に位置し、かつては三国街道の軍事拠点として、そして明治以降は政治文化の中心地として栄えた歴史を持つ安塚区。近年は、「雪の宅配便」や「田舎売ります」といったユニークな取り組みで注目を集めています。 道の駅の中心施設である「雪だるま物産館」では、地元農家が丹精込めて育てた野菜、山菜、雪中貯蔵米、漬物、笹だんご、かきもち、地酒など、多様な特産品が販売されています。 併設されている「雪むろそば家 小さな空」では、石臼で挽いた十割そばが味わえます。雪中貯蔵庫で熟成させた蕎麦の実を使用し、風味豊かなそばを提供。季節限定のメニューも魅力です。また、真夏でも雪を体感できる「ミニ雪室」も設置されており、雪国の文化を肌で感じることができます。 周辺にはキューピットバレイスキー場や、かやぶき美術館など、観光スポットも点在。四季を通じて楽しめる魅力が満載の道の駅です。 特に春の山菜や、粘りと甘みが特徴的な棚田米は、地元でも人気の高い逸品です。 ※雪むろは、平成29年末の火災により焼失しましたが、平成31～32年に再建を目指しています。
基本情報
- 住所：新潟県上越市安塚区樽田140
- 営業時間：
- 雪だるま物産館：9時～18時（定休日：月曜日）
- 雪むろそば家 小さな空：11時～15時（定休日：月曜（祝日の場合は翌日）及び年末年始）
- 駐車場：普通車50台（無料）、大型車3台（無料）
アクセス
- 主要都市からのアクセス方法：
- 車の場合：北陸自動車道「上越IC」より約30分。 ※冬季は路面状況に注意が必要です。
- 公共交通機関の利用方法：
- 電車の場合：ほくほく線「虫川大杉駅」よりタクシーで約10分。駅からのバス路線はございません。
施設情報
- トイレ：24時間利用可能（休止中、臨時休業を除く）。男女別トイレに加え、身障者用トイレも完備されています。清潔さは比較的良好です。
- 売店（雪だるま物産館）：地元産の新鮮な野菜や山菜、雪中貯蔵米、棚田米、笹だんご、かきもち、雪中熟成酒、漬物などが販売されています。 季節によって商品内容は変化し、春の山菜や秋のきのこなど、旬の食材が豊富に揃います。また、館内で製造されたジェラートなども人気です。ホームページでの通販も行っています。
- 飲食店（雪むろそば家 小さな空）：石臼で挽いた十割そばがメイン。 地元産の蕎麦の実を雪中貯蔵庫で保存し、店内で挽きたての蕎麦を使用しています。 おすすめメニューは、季節限定の辛味大根おろしそばや山野草の天ぷら、紫黒米のおこわなど。通年では、そばいなり、自家製の十割そば、安塚地区伝統の自然薯をつなぎにした太い観音そばなどが楽しめます。毎月第2、第4日曜日には、十割そばと田舎料理のバイキング（50食限定）も開催されています。地元産の食材をふんだんに使用した、ほっとする味わいが特徴です。
車中泊おすすめ度合
道の駅「雪のふるさとやすづか」は、車中泊におすすめできる道の駅です。24時間利用可能な無料駐車場が完備されており、トイレも24時間利用可能です(休止中、臨時休業を除く)。広々とした駐車場は、大型車も駐車できるスペースがあり、比較的静かな環境のため、快適に車中泊できます。しかし、山間部であるため、冬期間の積雪や路面凍結には十分注意が必要です。また、周囲には街灯が少ないため、夜間の移動にはヘッドライトの使用が必須です。防犯面についても、周囲の環境から考えると、完璧とは言えませんので、貴重品管理には十分注意しましょう。総合的に考えると、利便性と静けさから車中泊には適していますが、冬期の天候や防犯面には注意が必要な場所です。
周辺の観光ポイント
道の駅「雪のふるさとやすづか」周辺には、雪国ならではの自然と歴史に触れられる観光スポットが点在しています。
- 雪だるま高原 キューピットバレイスキー場：道の駅から車で約10分。冬季はスキー・スノーボードを楽しめ、夏季はサマーボブスレーや自然体験教室、ホタル観賞ツアーなどが開催されます。雪室を使った天然の雪遊び場「キューちゃんランド」は、小さなお子さん連れにもおすすめです。
- かやぶき美術館：道の駅から車で約10分。失われつつある雪国の伝統家屋「かやぶき民家」をテーマとした美術館です。かやぶき民家を描き続けた松苗一正氏の絵画と、模型製作者・江添治人氏が作った民家の模型が展示されています。
- 雪中貯蔵施設ユキノハコ：道の駅から徒歩圏内。雪を利用した天然の冷蔵庫「雪室」を見学できます。雪室の冷気を体感しながら、雪国の生活や雪室の文化について学ぶことができます。（見学は土日祝日のみ、事前予約が必要）
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