北海道・小平町!鰊の記憶が息づく道の駅「おびら鰊番屋」
道の駅 概要
北海道留萌郡小平町に位置する「道の駅 おびら鰊番屋」は、かつてニシン漁で栄えた歴史を肌で感じられる、魅力的な道の駅です。2015年のリニューアルを経て、現代的なデザインと歴史的建造物が融合した、洗練された空間が特徴です。国指定重要文化財である「旧花田家番屋」をはじめ、特産品販売や休憩スペースを備えた「小平町観光交流センター」、新鮮な海の幸が味わえる「食材供給施設」と、3つの建物から構成されています。吹き抜けの交流ギャラリーには、実際に使われていた大漁旗が飾られ、当時の賑わいを彷彿とさせます。いろりを囲んだ畳の休憩スペース「親方の間」では、ゆったりとくつろげる空間を提供。ニシン漁の漁具や生活用品を展示した歴史文化保存展示ホールでは、小平町の歴史を深く学ぶことができます。単なる休憩場所としてだけでなく、歴史と文化に触れ、北海道の豊かな自然と食を満喫できる、魅力あふれる道の駅です。
基本情報
- 住所:留萌郡小平町字鬼鹿広富(国道232号沿い)
- 営業時間:
- 道の駅:9:00~17:00
- 観光交流センター売店・旧花田家番屋:9:00~17:00(5月~10月)、9:00~16:00(11月~4月)
- 食堂:11:00~16:00(5月~10月)、11:00~14:00(12月~3月)※月曜日は休業、年末年始も休業日あり
※詳細は公式サイト等でご確認ください。 営業時間は時期によって異なる場合があります。
- 駐車場:大型10台、普通車69台
※身障者用駐車場も設置されています。屋根付き駐車場もあり、思いやり駐車場も設置されています。
アクセス
- 主要都市からのアクセス方法:
- 札幌方面から: 札幌から車で約3時間~3時間半。高速道路を利用すると便利です。ルートは状況によりますが、道央自動車道、留萌自動車道を経由するのが一般的です。日本海オロロンラインを通るルートも、景観を楽しみたい方にはおすすめです。
- 旭川方面から: 旭川から車で約2時間~2時間半。こちらも高速道路(旭川紋別自動車道など)を利用するとスムーズです。
- 函館方面から: 函館方面からは、かなり距離があり、5時間以上かかります。高速道路と一般道を組み合わせての走行になります。
※ドライブの際は、事前に道路状況を確認することをお勧めします。
- 公共交通機関の利用方法:
- JR留萌本線「留萌駅」まで電車でアクセスし、駅から道の駅までタクシーを利用するのが現実的な方法です。駅からの所要時間は約30分です。バス路線は少ないため、タクシー利用が確実です。事前にタクシー会社に連絡しておくことをお勧めします。
施設情報
- トイレ: 温水洗浄便座付きトイレ、身障者用トイレ、オストメイト対応トイレが完備されており、24時間利用可能です。清潔さも保たれており、安心して利用できます。
- 売店: 小平町自慢の特産品や留萌管内の地場産品を幅広く取り扱っています。新鮮な海産物(ホッケの開き、冷凍むき帆立など)をはじめ、地元産の農産物、加工品などが販売されています。「ルルロッソ」を使ったオリジナルパンケーキミックスなども人気です。お土産選びに最適な品揃えです。
- 飲食店(食材供給施設): 日本海の新鮮な海の幸をふんだんに使ったメニューが豊富です。おすすめは、「ニシン親子丼」や「ニシンそば」、「三平汁」などのニシン料理。小平産の黒毛和牛を使った「小平ハンバーガー」も人気です。その他、様々な定食や丼物なども提供しています。地元の食材を活かした料理を味わうことができます。
車中泊おすすめ度合
道の駅おびら鰊番屋は、車中泊におすすめできる道の駅です。広い駐車場(普通車69台、大型車10台)を備え、屋根付き駐車場や身障者用駐車場も完備しているため、安心して駐車できます。24時間利用可能なトイレも清潔に保たれており、仮眠や休憩に便利です。 海に近く、静かで落ち着いた環境なので、ゆっくりと過ごしたい方にも適しています。ただし、完全に隔離された空間ではないため、防犯対策は各自でしっかりと行う必要があります。また、周囲にコンビニや商店が少ないため、食料や飲料などは事前に準備しておきましょう。 長時間滞在は控えるべきですが、一泊程度の車中泊であれば快適に過ごせるでしょう。
周辺の観光ポイント
道の駅おびら鰊番屋周辺には、自然と歴史に触れられる魅力的な観光スポットが点在しています。
- おにしかツインビーチ: 道の駅から車で約5分の場所にある海水浴場。沖に突き出した波消しブロックが特徴で、波の高い日でも安心して遊べます。突堤は散策路としても利用できます。夏季は賑やかですが、それ以外の季節は静かな海辺を散策できます。
- 鰊文化歴史公園: 道の駅に隣接する公園。夕陽をイメージしたモニュメントや、北海道開拓の功労者である松浦武四郎の銅像があります。日本海に沈む夕日とモニュメントの組み合わせは絶景です。ニシン漁の歴史を学ぶこともできます。
- 旧花田家番屋(道の駅敷地内): 明治38年頃に建てられた、日本最北端の国指定重要文化財。北海道遺産にも認定されています。道内で現存する番屋では最大規模を誇り、ニシン漁の隆盛を物語る貴重な建造物です。内部を見学することで、当時の生活の様子を垣間見ることができます。
公式サイト
北の道の駅 リンク
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