小江戸佐原の絶景!道の駅 水の郷さわらで水郷体験
道の駅 概要
「道の駅 水の郷さわら」は、千葉県香取市佐原イ3981-2に位置する、利根川のほとりに佇む道の駅です。全国でも珍しい「道の駅」と「川の駅」が一体となった複合施設で、水郷筑波国定公園の雄大な景色を望むことができます。佐原は、かつて利根川水運で栄えた水郷の商都として知られ、「北総の小江戸」と呼ばれる美しい町並みがすぐ近くにあります。道の駅からは観光船乗り場もすぐ近く、利根川を舟で巡ることも可能です。
「水の郷さわら」の魅力は、豊かな自然と歴史、そして活気あふれる地域文化が融合している点にあります。新鮮な地元野菜や果物、水郷の特産品が並ぶ直売所、地元食材を使った料理が楽しめるフードコート、そして利根川を眺めながら休憩できる広々としたエントランス広場など、多様な施設が充実しています。さらに、周辺には伊能忠敬記念館や佐原山車会館、水郷佐原水生植物園など、歴史と自然に触れ合える観光スポットが点在し、一日を通して佐原の魅力を堪能できます。佐原小唄にも歌われる「佐原よいとこ水の郷」の名の通り、水と緑に囲まれた美しい景観と、温かい人情に触れられる、思い出に残る旅の拠点となるでしょう。
基本情報
- 住所:千葉県香取市佐原イ3981-2
- 営業時間:地域特産品直売所:9時~19時(4月~10月)、9時~18時(11月~3月)
飲食施設:9時~19時(4月~10月)、9時~18時(11月~3月)
※休館日:点検、清掃、従業員休暇等、年間15日以内。駐車場・トイレ・公衆電話などは24時間ご利用いただけます。 - 駐車場:普通車152台、身体障害者用4台。大型車駐車場は隣接の「川の駅」側にあり、台数は提供情報によって異なります。(公式情報では22台と記載されている情報もあります) 料金は無料。
アクセス
- 車の場合: 東関東自動車道佐原香取ICから約5分。国道356号を利用してアクセスできます。駐車場は無料で、普通車152台、身体障害者用4台が利用可能です。大型車は隣接する「川の駅」側の駐車場をご利用ください。(台数は情報によって異なるため、事前に確認することをお勧めします)
- 公共交通機関の場合:
- JR成田線「佐原駅」から: 佐原駅から道の駅までは、タクシーで約5分、徒歩で約15分です。土曜日・日曜日・祝日には、佐原駅から道の駅を経由する循環バスも運行されています(平日の便数は少ないです)。
- 高速バス: 関鉄グリーンバス(東京駅発鉾田駅行き)や千葉交通・京成バス(浜松町・東京駅発佐原経由銚子行き)を利用し、「佐原駅」または「香取市役所前」で下車後、徒歩またはタクシーでアクセスできます。
施設情報
- トイレ: 男13、女12、身体障害者用1と、比較的多くのトイレが設置され、清潔に保たれています。身体障害者用トイレのバリアフリー対応も確認済みです。
- 売店: 朝採れ野菜や水郷のお米、果物、土産品など、地域の特産品を豊富に取り揃えています。地元農家のこだわりの品々から、佐原ならではの伝統工芸品まで、多様な商品が販売されています。特に、佐原の特産である落花生やサツマイモを使った加工品はおすすめです。
- 飲食店: フードコート形式で、地場産品を積極的に活用した料理を提供しています。佐原名物のうなぎ料理や、地元産のSPF豚肉を使ったとんかつ、生姜焼きなどが人気です。 また、地域の特産品である落花生やサツマイモを使ったピーナッツカレーなども提供されており、地元の味を存分に楽しめます。具体的な店舗名やメニューは公式ホームページ等で確認することをお勧めします。
車中泊おすすめ度合
「道の駅 水の郷さわら」は、車中泊におすすめできる道の駅です。24時間利用可能な駐車場が確保されており、トイレや公衆電話も24時間利用できます。利根川沿いに位置するため、自然豊かな環境の中で静かに過ごすことができます。ただし、照明などが夜間は暗くなる可能性があるため、防犯対策は各自で行う必要があります。また、完全な防音設備ではないため、周辺の音に配慮する必要があります。周辺には住宅地もあるため、騒音には十分注意しましょう。
メリットとしては、利根川の美しい景色を眺めながらの車中泊が楽しめる点、そして周辺観光へのアクセスが良い点が挙げられます。デメリットとしては、完全なプライベート空間ではないこと、防犯面での配慮が必要な点などが考えられます。安全面を考慮し、貴重品管理や車両の施錠など、適切な対策を講じた上で利用することをお勧めします。
周辺の観光ポイント
「道の駅 水の郷さわら」周辺には、歴史と自然豊かな観光スポットが数多く点在しています。道の駅を拠点に、佐原の町並みや周辺エリアを巡る観光プランを立てることができます。
- 歴史的町並み(重要伝統的建造物群保存地区): 利根川舟運が栄えた商都の面影を残す、「北総の小江戸」佐原の町並み。小野川沿いに続く柳並木と白壁土蔵の景観は、江戸時代の風情を感じさせます。観光船も運航しており、水上から町並みを眺めることも可能です。道の駅から徒歩圏内にあり、気軽に散策できます。
- 伊能忠敬記念館・旧宅: 日本全国を測量し、日本地図を作成した伊能忠敬の生家と記念館。重要文化財となっている測量器具や、精緻な日本地図を見ることができます。日本の測量の歴史を学ぶ上で貴重な場所です。
- 水郷佐原山車会館: 関東三大山車祭りの一つ、佐原の大祭で使われる山車が展示されています。山車の迫力や、祭りの様子を伝える映像なども見られ、佐原の伝統文化に触れることができます。
- 水郷佐原水生植物園: 約6ヘクタールの広大な園内に、400品種150万本の花菖蒲や300品種以上のハスなど、多くの水生植物が栽培・展示されています。季節の花々を楽しむことができ、写真撮影にも最適なスポットです。
- 加藤洲十二橋: 利根川と常陸利根川にはさまれた広大な水田地帯に架かる十二の橋。サッパ舟に乗って橋めぐりを楽しむことができます。特に、アヤメやハナショウブが咲く晩春から夏にかけて美しい景観が広がります。
- 香取神宮: 千葉県を代表する神社の一つ。古くから信仰を集めてきた歴史ある場所で、荘厳な雰囲気を味わうことができます。
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