秩父で和紙体験！道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」の魅力

道の駅概要
基本情報
アクセス
施設情報
車中泊おすすめ度合
周辺の観光ポイント
公式サイト

道の駅概要

埼玉県秩父郡東秩父村にある「道の駅和紙の里ひがしちちぶ」は、1300年の歴史を誇る手漉き和紙「細川紙」の里として知られる東秩父村の魅力を凝縮した道の駅です。豊かな自然に囲まれた静かな環境の中で、伝統的な和紙作りを体験したり、地元産の蕎麦やうどんを味わったり、ゆったりとした時間を過ごすことができます。単なる休憩場所としてだけでなく、和紙文化に触れ、東秩父村の自然と歴史を満喫できる、体験型の道の駅と言えるでしょう。

施設内には、和紙漉き体験ができる「和紙製造所」、手打ち蕎麦が楽しめる「御食事処すきふね」、地元産の農産物が並ぶ直売所、そして東秩父村の観光情報を提供する「トータルサポートセンター」など、様々な施設が充実しています。江戸時代の紙漉き家屋を移築復元した「細川紙紙すき家屋」や、日本庭園も併設され、古き良き日本の情緒を感じながら散策を楽しめます。四季折々の景色も魅力で、春は花桃、秋は紅葉など、訪れる時期によって異なる表情を見せてくれます。都会の喧騒を離れて、静かで落ち着いた時間を求める方にもおすすめです。

基本情報

住所：埼玉県秩父郡東秩父村大字御堂441番地
営業時間：
- 東秩父村和紙の里：9:00～17:00 (定休日：月曜日、12月29日～1月3日)
- 食堂「すきふね」：11:00～15：30 (定休日：月曜日、12月29日～1月3日)
- 農産物直売所：9:00～17:30 (4月～9月は9:00～18:00、定休日：水曜日、12月31日～1月4日)
- トータルサポートセンター：9:00～17:00 (定休日：月曜日、12月29日～1月3日)
- 農産物直売所内情報コーナー：9:00～17:00 (定休日：水曜日、12月31日～1月4日)
※道路情報提供はモニターにて24時間対応
駐車場：普通車130台、大型車7台、身障者用2台 (無料)

アクセス

主要都市からのアクセス方法：
- 車：関越自動車道「嵐山小川IC」から約15分、「花園IC」から約20分。秩父方面からアクセスする場合は、秩父市内から国道140号線を北上します。山道が続きますので、運転にはご注意ください。
公共交通機関の利用方法：
- 電車＋バス：
  - 東武東上線「小川町駅」よりイーグルバス「白石車庫・和紙の里行き」または「和紙の里行き」に乗車し、約15分。「和紙の里」バス停下車、徒歩3分。
  - 東武東上線・JR八高線「寄居駅」よりイーグルバス「和紙の里行き」に乗車し、約15分。「和紙の里」バス停下車、徒歩3分。
※バスの本数は少ないため、事前に時刻表を確認することをおすすめします。

施設情報

トイレ：男女各5箇所、身障者用1箇所あり。清潔に保たれていると口コミでも評判です。バリアフリー対応もされています。
売店：
- 手漉き和紙製品（葉書、便箋、タペストリーなど）が豊富に揃っています。東秩父村で生産された和紙を使ったオリジナル商品も多く、お土産選びに最適です。
- 和紙製品小物、秩父地域のお土産なども販売しています。
- JA埼玉中央東秩父農産物直売所では、新鮮な野菜、果物、特産品などが販売されています。地元で採れた旬の食材を味わいたい方におすすめです。
- 道の駅和紙の里ひがしちちぶの切符や関東道の駅スタンプブックも販売しています。
飲食店：
- 御食事処「すきふね」：手打ち蕎麦やうどんが味わえる食事処。天ぷらや山菜など、地元産の食材を使ったメニューも豊富です。落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと食事を楽しめます。
- フードコート：おやきやうどん、そばなど、地元の味が気軽に楽しめるフードコートがあります。イワナなどの地元産の食材を使ったメニューも提供されています。(※一部閉店している可能性あり、最新情報は公式サイトを確認ください)

車中泊おすすめ度合

道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」は、車中泊におすすめできる道の駅です。広い駐車場を備え、比較的静かな環境にあるため、快適に車中泊できるでしょう。ただし、周囲は山間部であるため、夜間は気温が下がる可能性があります。防寒対策はしっかりと行うことをおすすめします。また、トイレも比較的清潔で、24時間利用できる情報コーナーも設置されているため、利便性も高いです。ただし、完全な防犯対策は難しいので、貴重品管理には十分に注意してください。周辺に街灯が少ないため、夜間の移動は注意が必要です。

総合的に判断すると、自然の中で静かに過ごしたい方、周辺観光の拠点として利用したい方にはおすすめです。ただし、防寒対策やセキュリティ対策をしっかり行い、周囲の環境を理解した上で利用することが重要です。

周辺の観光ポイント

道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」周辺には、自然豊かな観光スポットが多数あります。東秩父村は、豊かな自然と伝統文化が共存する魅力的な地域です。

虎山の千本桜：元採石場跡地に約2000本の桜が植えられた壮大な桜の丘。ソメイヨシノ、河津桜、しだれ桜など、様々な種類の桜が咲き誇り、桜のトンネルのような美しい景色を堪能できます。見頃は4月上旬～下旬。
大内沢花桃の郷：春には約7000本の桃の花が咲き誇る、桃源郷と称される美しい景勝地。ピンク色の花々が山肌を彩り、息を呑むほどの絶景が広がります。見頃は4月上旬～下旬。
吉田家住宅：享保6年（1721年）に建築された、国の重要文化財に指定されている茅葺屋根の古民家。江戸時代の生活様式を垣間見ることができ、歴史好きにはたまらないスポットです。うどんやだんごなどの郷土料理も味わえます。

これらの観光スポット以外にも、ハイキングコースやキャンプ場なども点在しており、自然を満喫できるアクティビティが豊富です。東秩父村の豊かな自然と歴史を、存分にご堪能ください。