風W（ふわっと）とままえ：絶景と温泉！オロロンラインの癒やしスポット

道の駅概要
基本情報
アクセス
施設情報
車中泊おすすめ度合
周辺の観光ポイント
公式サイト

道の駅概要

北海道苫前郡苫前町に位置する道の駅「風W（ふわっと）とままえ」は、オロロンラインをドライブする際の絶好の中継地点として、そして日本海の雄大な景色と温泉を満喫できる癒やしのスポットとして人気を集めています。名前の由来は、町のシンボルである風力発電の風車からきており、「ふわっと＝風W（Wはワットより）」と名付けられました。国内最大級の風力発電施設「上平グリーンヒルウインドファーム」を望むことができ、その壮大なスケールは圧巻です。道の駅の中核施設である「とままえ温泉ふわっと」は、コンクリート素材を生かしたモダンな外観とドーム球場を思わせる白い屋根が特徴的な建物です。温泉、露天風呂、レストラン、ラウンジ、特産品売店などが集積しており、日帰り入浴はもちろん、宿泊も可能です。露天風呂からは日本海に浮かぶ天売島・焼尻島を望むことができ、心身ともにリラックスできる空間となっています。周辺には夕陽ヶ丘オートキャンプ場、ホワイトビーチ、未来港公園などのアウトドアスポットも点在しており、家族連れにもおすすめです。新鮮な海の幸、山の幸を使ったレストラン「風夢」も魅力のひとつ。地元の食材をふんだんに使った料理を堪能できます。2024年4月には直売所「よってけ屋」がオープン1周年を迎え、地元産品の販売に力を入れています。

基本情報

住所：苫前郡苫前町字苫前119番地の１（国道232号沿い）
営業時間：道の駅全体 7：00～22：00（通年）
レストラン「風夢」 11：30～15：00（LO14：30）、17：00～21：00（LO20：30）
売店（直売所「よってけ屋」） 8：00～18：00
とままえ温泉ふわっと（日帰り入浴）10:30～22：00（最終受付21:30）
駐車場：大型：10台、普通車：78台、無料

アクセス

主要都市からのアクセス方法： 車でのアクセスが便利です。
- 札幌方面から：約2時間30分～3時間（約200km）。道央自動車道を利用し、その後国道232号線を走行します。
- 旭川方面から：約2時間（約120km）。旭川紋別自動車道などを利用し、国道232号線を走行します。
公共交通機関の利用方法： 公共交通機関でのアクセスは、やや不便です。
- 札幌駅から：沿岸バスの高速乗合バス「特急はぼろ号」に乗車し、苫前上町で下車。道の駅までは徒歩約5分（約400m）です。時刻表などは沿岸バスの公式ウェブサイトをご確認ください。
バスの本数が少ないため、事前に時刻表を確認し、旅程に余裕を持って計画することが重要です。

施設情報

トイレ： 温水洗浄便座付きトイレ、多機能トイレ（バリアフリー対応）が設置されており、清潔に保たれています。24時間利用可能なトイレもあります。（直売所「よってけ屋」併設）
売店（直売所「よってけ屋」）： 地元の新鮮な水産物（名物の甘エビや煮蛸など）、農産物、加工品などが販売されています。季節ごとに品揃えも変わるため、訪れるたびに新たな発見があります。コーヒーカップ、花瓶、木工作品など、町内の各サークルが制作した工芸品も販売されています。ソフトクリームやカボチャ団子などのテイクアウト商品も人気です。
飲食店（レストラン「風夢」）： 苫前町の新鮮な海の幸、山の幸をふんだんに使用した、和食・洋食・中華と豊富なメニューが楽しめます。「ふわっとセット」と呼ばれる、ハーフサイズの丼物と麺類を組み合わせたオリジナルメニューが人気です。広々としたホール席の他に、高座テーブルのある和室大広間も用意されているため、大人数での利用にも対応できます。

車中泊おすすめ度合

風Wとままえは、車中泊に適した道の駅と言えるでしょう。広々とした無料駐車場が完備されていること、そして24時間利用可能なトイレがあることが大きなメリットです。ただし、完全な防犯設備があるわけではありませんので、貴重品管理には十分注意が必要です。また、周囲は静かな環境ですが、完全に騒音がないとは言い切れません。快適な車中泊のためには、防寒対策や虫よけ対策など、季節に応じた準備を万全にすることをおすすめします。周辺にコンビニなどは無いので、食料や飲み物などの必要な物は事前に準備しておきましょう。

周辺の観光ポイント

風Wとままえ周辺には、雄大な自然と歴史に触れられる魅力的な観光スポットが数多くあります。

とままえ夕陽ヶ丘オートキャンプ場： 道の駅に隣接するキャンプ場で、電気、水道、水洗トイレなどの設備が充実しています。日本海に浮かぶ天売島・焼尻島を一望できる絶好のロケーションです。開設期間は4月下旬～9月。
夕陽ヶ丘ホワイトビーチ： 中国海南島から取り寄せた白い砂浜が美しい海水浴場です。トイレ、シャワー室も完備されています。開設期間は7月～8月。
未来港公園： 水洗トイレや調理場などの設備を備えた、隠れた穴場的なキャンプ場です。芝生の上で自由にキャンプを楽しめます。開設期間は7月～8月。テント料金は1人用500円、2人用以上1000円。
上平グリーンヒルウインドファーム： 国内最大級の風力発電施設です。多くの風車が並ぶ壮大な光景は圧巻で、風車越しに日本海に浮かぶ天売島・焼尻島や利尻島を眺めることができます。
古代の里（郷土資料館・考古資料館・復元住居）： 国内最大のヒグマの剥製や三毛別ヒグマ事件の復元模型、擦文時代の出土品などが展示されています。資料館の横には縄文時代・擦文時代の住居やアイヌのチセが復元されています。開館期間は5月～10月、毎週月曜日休館（祝日の場合は翌日休館、夏休み期間中は無休）。
三毛別ヒグマ事件跡地： 大正4年12月に起きた悲劇の史跡。冬眠を逸したヒグマによる事件現場が復元されています。開設期間は5月～10月。
天売島・焼尻島： 風Wとままえから見える美しい夫婦島。ウミガラスなどの希少な鳥類や豊かな自然を観察できる離島です。フェリーでアクセスできます。